皆様十日えびす大祭には行かれましたか?
商売繁盛や家内安全を祈願するお祭りで京都では東山の恵美須神社で行われます。
商売繁盛笹持ってこ~い!という掛け声をご存知の方も多い筈。
さて1月の初旬といえば松の内。
東京では7日までが多いですが、ここ京都の花街では松の内は15日となっております。
前回も最後に触れましたが、1月1日から15日までの短い間だけ使う、舞妓さんのかんざしがございます。
祇園東の舞妓さん 富多愛さん
今年の干支は申ですので…
可愛いおサルはついています。
うなじも松の内は違います。
同じく祇園東の舞妓さん 富津愈さん
こちらも松の内ですので…
かんざしに付いているおサルの色が違いますね。
かんざしに稲穂がついています。
こちらは期間がすぎると3粒ほどを千社札に入れて、いただきます。
商売繁盛のお守りになります。
当店ではえびすさんの笹の代わりにこの千社札を大事に置いています。
以上、松の内でした。