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芸舞妓パーティオフィシャルサイト

京都祇園でお座敷遊び体験

2月2日 おばけ

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今年も無事に節分が終わりましたので2月2日に開催した【おばけ@京柿】のことを書かさせていただきます。

※冒頭は募集をかける際に記載したおばけと重複している部分があります。

 花街にはおばけという文化があります。
こちらは節分の豆まきと同じようなもの。
いや、先にまず節分の豆まきとは何かからまいりましょう。

豆まきに使う豆ですが、魔滅(まめ)とかけています。
魔を滅して福と成すので福豆と言われます。

豆を投げる先は鬼ですが、こちらは災厄のことを表しています。
つまり鬼(災厄)に豆を投げることにより(魔滅)災いから身を守り、家内安全・健康祈願となります。

さてでは花街はどうかといいうと、
おばけという催しをして災いから身を守ろうとします。
おばけとは何かというと、
鬼(災厄)から身を守るために、普段の姿ではなくおばけ(仮装)をすることで欺きます。
魔を滅するのではなく、身をかわすというのが奥ゆかしくていですね。

ではおばけとは具体的にどういうことをするかというと、
昔は旦那衆(お客様)が老若男女の反転した仮装をしていました。
そして芸妓さんや舞妓さんもいつもと違う恰好で座敷にあがります。
そしておばけの為に練習した特別な面白おかしいお座敷芸でお客様を笑わさせていただきます。
現在では笑う門には福来るの言葉の通り、たくさん笑って羽目を外すというのが通例となっていますが、芸妓さんの姿は普段とあまりにギャップがありますし、お客様もかなり奇抜な仮装をしていることもあり、写真や動画などを撮って外に漏らすのは無粋かもしれませんね。

では前置きが長くなりましたが、2月2日に祇園喫茶Rinken主催でおばけを催しました。
今回は祇園八坂通りにある『京柿』という割烹を使わさせていただきました。
そして祇園東から2組4名の芸妓さん、宮川町から1組2名の芸妓さんにお越しいただきました。
ゲストは友人やお店の常連さんで、皆で京会席を食べておばけを見て笑う厄落としです。
残念ながら平日の夕方からでしたので、ゲストは全員装ではなくスーツや着物などです。


まず最初は祇園東の美晴&涼香ペア

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俄獅子という舞です……が、

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初っ端から大爆笑でした!

2組目は祇園東の雛菊&つね桃ペア

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釣り人が魚釣りをしていたら美しい女性が釣れたと思い、口説いていたら……

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実はエラいモンが釣れてしまったという話でした。
雛菊さんのおもい切りが見ていて気持ちよかったです。

3組目は宮川町から小扇&ふく紘ペア

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猿回しです。
悪戯好きのおサルを途中から孫悟空に見立てて、

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三蔵法師の例のアレでああするという話。

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皆さんとても楽しそうで。
ちょっとした新年会のようでした。

この日は本当に大笑いをさせていただき、楽しく厄落としができました。
また来年もおばけができたらいいなぁと思っています。

参考までに今回のお料理。

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以上、京柿さんの京会席でした。
とても美味しかったし、器もなかなか。

掘りごたつ形式の座敷ですし、こちらだと足腰の悪い方でも座れそうです。
今後の芸舞妓パーティーはこちらで開催する方向で考えています。

さて、実は今回は読売新聞さんに取材をしていただきました。
そして2月3日の朝刊に載っていました。

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また来年も企画しますので是非皆様お越しください。