昨日、今日と祇園東の舞妓さんがかんざしを見せに来ていただきました。
今の時分、ちょうど祇園祭りの期間だけ舞妓さんのかんざしが変わります。
こちらは舞妓の富津愈さん。
祇園祭りらしい、団扇が目をひきます。
お花や団扇はとてもやわらかい、銀紙のような材質で作られています。
こちらは富多愛さん。
お姉さん舞妓で今日から勝山を結います~とお知らせに来ていただきました。
綺麗にアップされている、この髪結を勝山といいます。
勝山髷は、元々は「勝山」という名の遊女が好んで武家風に結った髷から発展したものだと言われています。
富多愛さんはおねえさん舞妓なので普段はおふくという結い方をしています。
普段おふくの舞妓さんが祇園祭の時期だけ結う特別なものです。
凛としていて本当にきれいです。
舞妓さんや芸妓さんとお会いするときには所作だけでなく、着物やかんざし、髪結いなども気にしてみてください。
どうぞよろしくお願い致します。